旅路の果て - 霜月はるか&riya ( PS2「アカイイト」主題歌 )

aile1995

「旅路の果て」


作詞: 麓川智之
作曲.編曲: MANYO(Little Wing)
歌: 霜月はるか&riya


星(ほし)の光(ひかり)は
遠(とお)い過去(むかし)のもの
寒(さむ)い宇宙(そら)飛(と)び続(つづ)け
長(なが)い道程(みちのり)
越(こ)えて辿(たど)り着(つ)いた
わたしたちの先逢(せんだつ)

月(つき)が傾(かたむ)き
夜(よる)が幕(まく)を引(ひ)いて
鮮(あざ)やかに色付(いろづ)いた
世界(せかい)の中(なか)で
あなたと目覚(めざ)めたら
立(た)ち上(あ)がり歩(ある)き出(だ)そう

地平線(ちへいせん)
朝日(あさひ)に霞(かす)む
この道(みち)はどこまで
続(つづ)いているのだろう

現在(いま)もまた
未来(あす)に向(む)かって
太陽(たいよう)が昇(のぼ)る場所(ばしょ)へ

あなたとふたりで行(い)きたい
光(ひかり)の差(さ)し込(こ)むこの道(みち)を
大地(だいち)と空(そら)とが交(まじ)わる
見果(みは)てぬ遠(とお)くを目指(めざ)して

ふたりいつまでも　
笑(わら)い合(あ)って
涙(なみだ)を零(こぼ)さず いられたら

抱(いだ)いた温(ぬく)もりに
満(み)ちた幸(しあわ)せを
同(おな)じ歌(うた)
口(くち)ずさんで声(こえ)重(かさ)ねて──

あなたとふたりで生(い)きたい
光(ひかり)の差(さ)し込(こ)むこの世界(せかい)で

あなたとふたりで行(い)きたい
遥(はる)かな旅路(たびじ)の果(は)てまで

廻(まわ)る世界(せかい)で
握(にぎ)る手(て)を離(はな)さず
昏(くら)い道(みち)はぐれずに
歩(ある)き続(つづ)けて
ここに辿(たど)り着(つ)いた
夜(よる)白(しら)むこの場所(ばしょ)へ

ふたり並(なら)んで
ひかり仰(あお)ぎ見(み)てた
どこまでも続(つづ)く空(そら)
瞳(ひとみ)を細(ほそ)め
あなたが微笑(ほほえ)んだ
陽(ひ)だまりに包(つつ)まれて

白(しろ)い花(はな)
咲(さ)いたこの木(き)の
枝(えだ)分(わ)かれした先(さき)
見(み)えずにいるけれど

いくつかの
「もし」の未来(みらい)も
満足(みちた)りて いればいいと

あなたとふたりで生(い)きたい
光(ひかり)の差(さ)し込(こ)むこの世界(せかい)で
花咲(はなさ)く季節(きせつ)が過(す)ぎても
命(いのち)の終(お)わりが訪(おとず)れるまで

ふたり同(おな)じ道(みち)
歩(ある)き続(つづ)け
終(つい)まで離(はな)れず　いられたら
終(お)わりが見(み)えたなら
遠(とお)い始(はじ)まりを
振(ふ)り返(かえ)り
この道(みち)行(ゆ)き語(かた)り合(あ)って──

あなたとふたりで生(い)きたい
光(ひかり)の差(さ)し込(こ)むこの世界(せかい)で

あなたとふたりで逝(ゆ)きたい
遥(はる)かな旅路(たびじ)の果(は)てには

ふたりで一緒(いっしょ)に