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冬空に舞う蝶
作、編曲:MANYO
作詞:日山尚
歌:真理絵・霜月はるか
映雪いた冬の日の 銀色の風景 いつか夢見た気がして
「空を舞う蝶々は まるで雪みたい」と
君がはしゃいだ夏の日
吐き出した息で 硝子が曇るように
視界を霞ませて
今は 君の瞳(め)で
追い掛けても 届かなくて
この姿は 映らない
記憶が欠けても 季節は過ぎてく
記憶が消えて それでも君の
心の真ん中 大きく開いたまま
心の奥に 何かを遺せた?
小さな氷が解(と)けてゆく この手のひら
小さく希う 私はいつも
何も掴めずに ただ立ち尽くした
何処かて君を 見守りましょう
永い旅の途中 遠ざかる約束
夜更けの街で眠れば
微睡みから醒めて 思い出せない夢
寒さを感じなくても
眠れなくなり 震えた
震えた
風に晒されて 凍える君の姿
風に呼ばれて 外へ出た
闇へと 訪れた
静かな 塚の上
懐かしさに 刻が止まる
胸が軋む 泣きたくて
やまない雪に 立ち止る僕
無数に煌めく あの蝶に似ていた
見上げた空が なぜか愛おしく
現(うつつ)の 夢を ふと思い出す
大事な言葉が 届きますとうに
大事な 「君」と 出逢った夏を
たとえば この瞳(め)に 見えないとしても
たとえば 疵が 消えたとしても
心に開(あ)いてる 形が寂しくて
心は永久(とわ)に 痛みを畏(おそ)れる
誰かの涙に触れたような この手のひら
私も同じ気持ちでいたの
いつでも 近くにいたのかな
いつでも 君よ 幸せに
記憶を辿って 季節を彷徨い
だから 何度季節過ぎても
譲り葉を揺らす 風のような君を
「譲り葉」 僕は 枝に触れながら
再び感じた 温かな その手のひら
再び逢える その日を信じ
今でも 私は 君の傍にいます
いつでも 君を探してるから |
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